カフェ・ドゥ−ドゥ−だより


鶴牧商店街の周辺に約2,900枚、ドゥ−ドゥ−便りを配付しています。今月の予定、セミナ-、住まいと庭、まちの絵葉書から などの内容です。応援してくれる人がそれぞれの地域でポスティングしてくれます。その中から、「まちのご隠居のつぶやき」をここに掲載しています。

まちのご隠居のつぶやき

 「にんにん介護時代の環」                     南 野 狐
人気の朝メロ「だんだん」は双子の姉妹が音楽の世界にデビューするのか、親の轍 (てつ)を踏むのか、緊張の毎朝である。
どこの家庭にもある挫折した経験を持つ親と、多感な夢みる子供達との葛藤は何故か 身につまされる面白味がある。姉のめぐみが好きな音楽を捨ててまで、高齢者ホーム での介護の道を選ぶ「けなげさ」には共感を覚える。
「老老介護」という表現が、いまや「認認介護」と言われる。認知症者が認知症の連 れ合いを介護する時代となった。しかし、目標は「人人介護時代」ではなかろうか。 何故なら「街づくりは」つまるところ「人づくり」にある。さらには人づくりが可能 となる環境の整備が必要となる。
身近にいる、高齢者や障がい者、あるいは権利の主張ができない子供への環境整備は 「公共の責任」であるとするのは言い過ぎだろうか。
顔の見える地域における、総合的な社会起業家を中心とした医療や看護・介護または 教育関係者等々の有機的な「環」が可能となる場所が必要である。
認認介護社会の実情は深刻である。ここでの行政施策の不作為は許せない。今や何時 でも何処ででも支えあいが可能となる「協働オープンスペース」の開設が望まれる。 切羽詰った高齢化時代に於ける緊急解決策だと考えるが如何。
姉妹が唄う「袖すり合うも他生の縁」ではなかろうか。だんだん。
(了)

 



No45 2008年11月30日発行

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